残業をすると、その分お給料が増えると思っていました。厳にこれまでたくさん残業をしていたので、当然のことと思っていましたが、その月の給料明細を見ると、残業代がありませんでした。どういうことかと上司に言うと、残業代は出ないと言われました。では、残業をやってもしょうがないと同僚や先輩も話していていると、ボーナスに反映させるようなことを言われたのです。文章で伝えることがなく、「もしかしたら」という言葉を口にする上司に信用がなくなりました。
転職もしにくい世の中なのに、現実問題どうしたらいいのだろう、こういうことを相談できる事務所があると友人から勧められました。弁護士事務所ですが、勤怠問題、残業代も含めて待遇が変化するときは、必ず伝える義務があると友人も言います。トラブルを大きくしても大丈夫だろうか、一応相談だけでもしてみることにしたのです。すると、友人が言っていたとおりのことを話してもらい、私は決めました。残業代の返還と、そして転職活動もしようと思ったのです。
まだ、私一人だからいいけれど、家族のいる先輩とかは、すごく攻められたと言っていました。生活がそのままかかっているのだから、仕方がありません。そして転職先が決まり、弁護士に依頼もして、全額返還をお願いしました。すると、かなり困惑したと先方の方の様子が分かり、すぐに返還とはいきませんでしたが、何回かに分けてということで、納得しました。一人がそうした訴訟を起こすと、後から続々と続きます。でも、それだけ乱暴な人使いをして、疲労を蓄積させた結果だと私は思いました。こういうトラブルも不景気がもたらす結果なのかなと思うと、就職しても気を抜けません。でも、そんな悪いところばかりではないからと、弁護士さんもおっしゃってくれて、今は普通によい会社で働かせてもらっています。